堀部和経 W.S. 数学 と その周辺   「A-Tower」2階

幾何学 円と接線の古典的問題 その2

2点A,Bは2円P,Qの中心線上にあり、それぞれの円の直径の端点(☆)である。
いま、2点A,Bから、それぞれもう一方の円に2本ずつ接線を引く。
接線と円で囲まれた図形(※)に内接する2つの円の半径は常に等しい。

(☆)端点は、2つずつあるが、もっとも遠い2点をA,Bとする。
(※)扇形のようであるが、扇形ではないことに注意。

熱田神宮(名古屋市)にあった算額からの問題です。
ただし、正確には算額は現存しているわけではなく、
算額を書写した、書写本の中にその記述があるそうです。
深川英俊先生に教えて頂いた問題です。
アニメーション
GIFファイル
は、ここです。

<123KB>
マシンの能力によって、
動きがギクシャクする
こともあります。
深川先生は、私が教育実習の時
にも世話になった、大先生です。
現在は、同じ学校に勤務している
同僚(?)です。(^_^;)

その後、2004年3月先生は、
定年退官されました、が・・・
別のポジションで、
ご活躍のようです。(^_^)v

GRAPES・FILEは、ここ


最初の自作GRAPES・FILEは、陰関数で表示したため動作が遅く、サクサク動かせませんでした。
そこで、GRAPES作者・友田先生の手でサクサク動くFILEに作り変えて頂きました。<(_ _)> 感謝!
元のFILE

2003/12作